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学校図書館を魅力あるものに

2005年08月12日

生徒たちの興味は様々。興味あるものを手にしても、
たとえ良書であっても興味がなければ、手にも取らない。
生徒さんの興味をいかに刺激するかが、魅力ある図書館作りのポイントなのかもしれない。

そのためには(わたしの勤務する学校を考えた時)、
まず蔵書の充実などの環境整備、そして読書機会の提供・工夫、
なによりも各教職員との連携強化が必要なのかなぁ。

まず環境整備だけど、学校予算が割かれることはないから(汗
教職員の持ち寄りや、生徒や保護者からの寄付に頼らざるを得ない(おいおい けど、うちの学校の場合、年齢層は幅広いものの、性格傾向の近い子が多いので、自然といろんな生徒の様々な興味ある内容に合致した書籍が集まるような気がする。後々、予算が割かれるか、蔵書のチャンスがあるときのために、談話室(図書室?)にどういった本を増やして欲しいかアンケートをとり、蓄積していくことも大事かもしれない。また、気軽に利用したくなる雰囲気作り。その辺はクリアしている面が多いと思うけど、クーラーが欲しい。ソファーがあり、マットがあり、くつろげる空間ではあるけど、あの暑さの中にいたいと思う人がいるか、けっこう疑問・・・。

つぎに読書機会の提供と工夫だけど、談話室に本の紹介をレイアウトするなどの工夫が必要かもしれない。学校独自にblogサーバーを持っているので、本の紹介を兼ねた感想をつづれるようなblogを開設し、学校内のPCからいつでも見れるようにしても面白い。その際、談話室にもPCを設置したい。また、学校内だけでなく、定期刊行物に図書の紹介ができるよう、持ち回りで各教職員から原稿を募ってどうかと思うが、月1で教員1人ペースでは、年間に紹介する本が12冊と少ないので、毎月一人一冊で数人分を掲載してどうだろう。いずれにしても、なるべく多くの選択肢を提供し、生徒側がそこから選べるようにするのが望ましい。学校公式のホームページもあるので、そこに本の紹介を進めていくのもいいと思う。もちろん、生徒からの紹介文を公募してもいいと思う。

各教員との連携強化は、先の面以外にも、授業との連携が取れるようにしたい。そのためには、各教科担当から希望を募り、授業に関連した図書の拡充が必要など、クリアしなければならない課題は多く、現状では不可能に近いが、学校の蔵書範囲という点では難しいが、地域図書館の利用で補える可能性はある。それを前提に、これまで総合的な学習の時間以外では見られなかった”調べ学習”を、
各教科に取り入れられるようにしてどうかと思う。これの実現のためには授業時間数の割り振りも、今までの考えを捨てて、大きく見直す必要が出てくるだろう。

また、各クラス担任レベルで本を紹介するというスタイルも確立したい。短期間に読める、また興味を引く内容の本を集めておくことも大事だが、事前にどんな生徒さんかを把握し、年齢や直面している問題に合わせていけるといいと思う。

以上、いろいろ試したいことはあるが、目的を明確にして取り組まなければいけない。「本を読むことは楽しい」という経験を積むこと。習慣化させるきっかけを作ること」。そのための魅力ある図書館(談話室)作りを推進したいものです。


この手の内容って、どうしても堅っ苦しい語調になってしまうなぁ・・・。もっとやわらかい感じで書こうとしたもんだから、語調がごちゃまぜ・・・。


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Posted by とおるぱぱ at 13:46│Comments(0)こどもと教育
 
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