ビデオ編集後記《その六》-2004.2S-
2004年2月は、”通常”と”サポ校”の二つのスクーリングが行われたのだけど、その内”通常”の方は、実は12月に編集ビデオを上映するようになって以来、唯一編集が間に合わなかったスクーリングだったりする。もう、あまり記憶をしていないが、たしか、追試者が大量発生するなどした為に、編集どころではなかったのだ。
編集を行っていないので、懇親会での上映は、撮影した映像をラジカセでBGMを流しながら、総務がナレーションを加えながら、時には早送りをするなどして、みんなで見るという、昔ながらの方法による上映となった・・・。
ひとつだけ鮮明に覚えていることがある。その月の見送り担当だった私は、空港まで行っているのだけど、ある女生徒が電話で誰かと話していた。「懇親会、ぜんぜん面白くなかったよ。出ないで帰ってもよかったな。ビデオ?あれ、ただ撮ったものを早送りして流しているだけ。最っ低・・・」。
一言一句とまではいかないが、先のような内容を聞いた私は、申し訳なさで一杯になってしまった。まだ上映成功は2度しかない頃なので、当然、その娘は一度も見たこともないし、恐らく初スクーリング、もしかすると最後のスクーリングだったのかもしれない。そう考えると、その人に対してだけでなく、そのスクーリングに参加した全生徒さんに、すまなかったなぁと思う。
なお、それ以降、上映機会のあるスクーリングにおいて、上映できなかったことは一度もない。また、同月に行われたもう一方のスクーリングでは、その悔しさもあり、作品史上もっとも出来の良い作品を仕上げることができた。その話は、また後日。
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